来たる１１月７日と８日、本校の二大行事のひとつの学校祭があります。
例年午前中は学年ごとのステージ発表を行い、午後は学科ごとの売店のほか
喫茶コーナーが開かれ、たくさんの方に利用いただいています。

これまでも、接客の基本あいさつや身だしなみについては学習してきましたが、
接客のプロから直接教わることで、もっとたくさんのことが学べるのではないかということで、
喫茶担当生徒を対象に、外部講師をお願いしての出前授業を行いました。

講師は、空知地区を代表する名店「北菓楼」様より前川店長様をお招きしました。


授業では、お客様に接する上での言葉づかいや、身だしなみについて、
生徒の皆さんにも分かりやすいように話してくださいました。
爪の間に菌がたまらないよう、かなりこまめに爪を切っていることや、髪の毛が落ちないように額を出し、ピンで留めていること、
お客様との一見雑談に思える会話からファンづくりをしていることなど、大変参考になるお話に、
生徒の皆さんも、いつも以上に真剣に話を聞き、メモを取っていました。

中でも印象的だったのが、「お客様がお帰りになる際の顔を良く見ましょう」という言葉です。
どんな表情でお店を後にするかで、提供したサービスに満足いただけたかを測ることができるそうです。
自分たちが行う喫茶が、お客様に満足していただけたかどうか・・・。
お客様の表情に注目しながら、喫茶を行っていこうと思います。

お忙しい中、本校生徒のために時間をとってお話しいただいた前川店長様、本当にありがとうございました。