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2021/07/01

3年生工業科 民地・平板施工の様子(終日作業週間)

Tweet ThisSend to Facebook | by 工業科

3年工業科では、終日作業週間に校内の敷地を使って、民地・平板の施工を行いました。

今回は、生徒自身の言葉で作業の様子を紹介します。

(以下の記事は事後学習として生徒が振り返り作成したものです)

民地を敷くためには、まず除草をし、ミンチを敷くためのスペースを作らなければならないので、土を掘り起こしました。しかし、土や枯れ草をどかす作業を行っている中、僕が担当していた場所の土が大量の水分を吸っていたため、まるで底なし沼のような泥が出てきてしまいました。力が入りづらく転倒する危険性があり、かなり苦戦しましたが、何とか土を掘り起こし、泥があった場所は大きめの「ガラ」を埋めて踏み固めました。(S.K)



僕は平板施工をする場所の土起こし、石拾い、除草を担当しました。最初は除草からやりました。そして、掘り起こした場所には大量に石があったので、石を拾いました。石が多くて、すごく大変だったからこそ、自分にとっては頑張る力を鍛えることができました。驚いたことは、ツルハシでやっと取れるぐらいの大きい石がすごくあったことです。自分は、このつらい石拾いが、すごく難しかったです。でも、この平板施工がもしなかったら、その難しさが分からなかったので、少し残念な気持ちになっていたかもしれませんでした。自分の感想は「すごく難しかったけど、自分にとってありがたかった」ということです。

(T.K)


 民地を敷く時に、セメントと砂と水を混ぜた物を敷いて、コテでならしました。難しかったことは、砂を入れすぎたりして、民地が高くなってしまったり、傾いてしまったりして調整をしたことです。民地を5本ずつ、タテヨコに揃えていき、最後の1本が上手くフィットして入ったときは、すごく嬉しかったです。(S.R)




最初は民地を2~3人1組で敷いていましたが、次の日になるにつれて、やることが増えていき、自分のやるところは4日目から1人で敷いていくことになりました。でも、予想以上に早く進み、気付くと1人で10本くらい黙々と水平器を使いゴムハンマーを使いながら敷きました。集中力を高めて、最後の1本まで力と元気を込めて担当しました。最後の1本は力を最大限に発揮し、ぴったりフィットしたときはスッキリ、スカッとしました。

(T.K)


 平板施工を担当したWです。僕は平板を敷くのがとても難しかったです。平板は厚みがあるので、結構深くまで土を掘る必要があります。また、片方の高さがぴったりでも、もう片方が揃わないこともあって、とても手こずりました。でも、途中でコツをつかみ、全部の平板をきれいに並び終えることができ、とても嬉しかったです。(T.W)


ガラ割り、ガラ撒き、踏み固めを担当したKです。「ガラ撒き」とは、土の上に細かく砕いたコンクリートを埋めて、土台を作ることです。土台が無いとガタガタになってしまうので、しっかりガラを埋めることが大事です。「ガラ割り」は、いわゆる使わなくなったコンクリートを砕く作業です。砕くので、ゴーグルやハンマーを使って作業をします。「踏み固め」という作業は、撒いたガラを踏むことで、これをすることで安定した土台を作ることができます。ちなみに、踏む機械(コンパクター)もあります。その機械が壊れていたため、人力で作業しました。感想としては、とにかく一つ一つの作業が繋がっている、ということに、とても学びを感じました。(S.K)




最後の仕上げでは、隙間などの部分に生コンクリートを流して、コテを使ってならして埋める作業を行いました。最後までやり切ることができて、達成感がありました。(S.R)





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