農業科の冬の作業は全学年が共通して行う作業があるため、3学期は、
1月~3月までの毎週月、火の週2回、1年生が2、3年生と交流学習を行う
「学年間交流」を行っています。
「学年間交流」とは、それぞれの学年の作業に各学年から2名程度派遣し、
作業交流を行う学習です。生徒間の教え合い、学び合いを通して、コミュニケーション力や作業技術の継承を行っていきます。
この時期は、除雪と、製縄作業をメインに行っています。
2月14日(月)の除雪作業では、3年生と交流しました。
3年生の丁寧な言葉遣いや相手に聞こえる声の大きさを手本に、1年生も
真似をして作業ができました。
みんな時間いっぱい集中して作業をしたので、出入り口3カ所の除雪を時間内
に終わらせることができました。
同日、3年生の学習に参加した1年生(左)は、製縄作業を行いました。
3年生(右)の声の大きさを手本に主体的に作業を行っていたと、3年生
の作業担当の先生から、評価をいただきました。
2月15日(火)は、製縄作業で2年生と交流しました。
製縄作業も、安全第一で、機械に負けない大きな声を出すことを
意識して作業します。
2年生が作業日直となり、作業の指示、機械の音に負けない声かけ、
製縄ドラムの交換の説明などをしました。
2年生の後輩への優しい言葉かけ、気遣い、周りを見て判断する力など、
1年生にとって学ぶべき点がたくさんあります。
学期末ごとに行ってきた学年間交流。
先輩と後輩の間で教え合い、学び合いの機会をもうけることで、
主体的に動いて作業ができるようになり、自信になっています。
まだまだ学年間交流は続きます。
新入生に(後輩)教えられるよう、正しい作業のやり方を身につけましょう。
益々の成長を楽しみにしています。