雨高養ブログ
1日防災学校
令和7年9月1日(月)に「1日防災学校」が行われました。
避難訓練の他に食事訓練、防災学習を1日日程で行いました。
日程は次の通りです。
1~3時間目はオリエンテーションと学級での学習を行いました。
各学級で二次避難先や雪害についてなどを学びました。
4時間目から昼休みには、地震を想定した避難訓練を行い、そのまま体育館で食事訓練を行いました。
食事訓練では、学級ごとに集まって防災食を食べました。
午後は自衛隊旭川地方協力本部の方々にお越しいただき、実際に災害派遣で使用した移動式の入浴施設の体験や、通信装備が搭載された車両を見学させていただきました。
また、骨折の応急処置や救急救命法について教えていただきました。
最後には、防災についての○×クイズを行いました。
生徒からは、
「冬の道路の危険性や屋根の上の雪がいつ落ちてくるかわからないから近づかないほうがいいことがわかった。」
「(防災食で)温めていないのは初めてでしたが味も濃くてとても美味しく頂けました。 意外とあの量でもお腹が膨れ、満足感がある事が分かりました。これなら本当の避難時でも安心して食事ができると思いました。」
「自衛隊の方がいることで災害時でもある程度の支援があること もしもの時の対処を学ぶことができて自分が助ける立場になっても対処できる自信がつきました。」などの感想があり、充実した一日となったようでした。
生徒玄関前には、雨竜町役場からお借りした町の防災備品などを展示しました。
リヤカーマルシェ開催!
9月11日(木)、農業科販売会(リヤカーマルシェ)がおこなわれました。
リヤカーマルシェは、農業科1年生が町内の住宅街で、買い物袋を持つ高齢のおばあさんを見かけ、「重たい野菜はどうやって買っているのだろう」という疑問をもちました。実際に雨竜町第7町内にはスーパー等の商業施設がなく、日常の買い物に不便を感じる住民がいることがわかりました。
この気づきをもとに「それなら自分たちから出向いて販売してみよう」という話になり、学習活動として「リヤカーマルシェ」を実施することとなりました。
当日は、農業科1年生の4名が、トマトやナスやジャガイモなど計40品目を販売に行き、1時間でほぼ完売することができました。
参加した生徒からは、「最初は売れなかったけど、売れていくたびに楽しくなりました。またやりたいです!」との感想があがりました。購入された方からは、「カボチャは重くて買いにくかったけど、売りに回ってくれるのは助かる。また、お願いします!!」との声を頂きました!!
現場実習決意発表会(3学年)
9月5日(金)、現場実習決意発表会がおこなわれました。
決意発表会は、3年生が現場実習に向けての目標や意気込みを、全校生徒の前で発表するという内容です。
3年生の現場実習は、9月8日(月)~10月17日(金)の6週間行われます。
卒業後の進路に直結する前提実習ということもあり、練習の段階から緊張感が感じられました。
決意発表会の中では、2年生の代表生徒から激励の言葉をもらい、3年生も身の引き締まる思いで会を締めくくることができました。
長い2学期のスタート
臨時休校からの夏期休業を終え、8月25日(月)に始業式が行われました。
校長先生からは、①自分の良さに気付き、それを伸ばすことができていたか ②日頃の学習をとおしてできるようになったこと、気付いたことはどのようなことだったか ③学校生活、寄宿舎生活をとおして仲間の良さに気付き、仲間を大切にして、共に学びあう気持ちが高まったか ④毎日の学校生活を楽しみながら、もっと学びたい、チャレンジしたいという気持ちがもてたか ⑤自分が達成したいという目標をもつことができたか
以上を御家庭で話し合えたでしょうか、長い2学期は自ら目標を立て、どのように取り組むかが自己実現のために必要となります。日々の学習や共に学ぶ仲間を大切に、様々なことにチャレンジし、望ましい在り方を考え、実践してくださいとのお話がありました。
2学期は、1~3学年現場実習に学校祭と大きな行事が続きます。引き続き、保護者の皆様の御支援、御協力をお願いいたします。
窯業科 初!他学年合同大掃除を行いました
1学期お世話になった実習室に感謝の気持ちを込め、大掃除を行いました。
毎年やっていますが、今年は窯業科初となる、他学年合同の大掃除を開催。
7月18日(金)は2・3年生合同、7月22日(火)は1・2年生合同で大掃除をしました。
普段他学年と作業を一緒にやることがあまり無いので、大掃除を通して、先輩達の反応の速さ、作業の手早さ、声の大きさなど、良い面を互いに感じるよい機会となりました。
この経験を、2学期の作業学習や現場実習などに生かしていきたいです!
臨時休校から夏季休業へ
連日、記録的な猛暑が続いておりますが、さらなる気温上昇が見込まれることから、本校でも生徒の皆さんの健康と安全を最優先に考え、7月24日(木)7月25日(金)を臨時休校とし、そのまま夏季休業に入りました。
急な決定でしたが、帰省に伴う連絡、送迎等、保護者の皆様の御協力に感謝いたします。
7月23日(水)は、予定を変更し、6校時に校長先生から、お話がありました。
内容は、生徒の皆さんのあいさつが、4月と比べ、明るく積極的になっていることと、暑い中でも言葉をかけると、学習に対する前向きな言葉が返ってくることを喜ばしく感じていること。
学校便りの中に記載されている内容として、①自分の良さに気付き、それを伸ばすことができていたか、②日頃の学習をとおしてできるようになったこと、気付いたことはどのようなことだったか、③学校生活、寄宿舎生活をとおして仲間の良さに気付き、仲間を大切にして、共に学びあう気持ちが高まったか、④毎日の学校生活を楽しみながら、もっと学びたい、チャレンジしたいという気持ちがもてたか、⑤自分が達成したいという目標をもつことができたか、について夏季休業中に御家庭の方、周りの方と話し合ってみてください、対話を通してさらに学び続ける気持ちが高まる動機になると思います、というお話がありました。
さて、例年よりも早く夏季休業が始まることになりましたが、体調管理には十分に気を付けてください。保護者の皆様におかれましても、お子様の健康状態に御留意いただき、御家庭での熱中症対策の御協力をお願いいたします。
何か御心配なことや御不明な点がございましたら、学校まで御連絡ください。
工業科3年 水場の補修をしました。
6月23日(月)から27日(金)は3学年終日作業週間でした。
工業科3年生は、生産技術科から依頼を受け、生産技術科の畑にある水場の補修を行いました。
①草地を計測し、掘ります。
②砕石を運び、入れます。
③押し固めます。
④敷き詰めました。
⑤同様に砂を敷き詰めます。
⑥砂を平らにします。
⑦水平器を使って角度を測ります。
⑧砂が動かないよう気を付けて平板を敷きます。
⑨水平器で計りながら叩いて角度を決めます。
⑩完成!!
画像ではわかりにくいのですが、水が外側へ流れるように緩やかな傾斜をつけています。
北海道とは思えないほど暑い週でしたが、水分や塩分を取りながら完成させることができました。
完成したときの達成感は何とも言い表せません。
工業科は、通常、平板や民地を作ったり、革工で小物を作ったりしていますが、このような校内環境整備にも取り組んでいます。
平板や民地のご購入もお待ちしています。
記念品(カッティングボード)完成
8月に行われる第66回北海道学校給食研究大会(江差大会)の令和7年度北海道学校給食功績者へ贈られる記念品(カッティングボード)10名分の製作依頼を北海道教育委員会と北海道学校給食会からいただきました。
木工科の3年生が担当することになり、4月頃から製作が始まりました。デザインやサイズ、使う材などを決めるところから始まり、集成や成形、研磨に塗装と功績者の方々に喜んでいただけるように製作を進めてきました。
今回はメープル材をメインとして、アクセントとしてウォールナット材、サクラ材で集成をしてラインを入れました。
カッティングボードとしてお使いいただけますし、パンを乗せたりなどプレートとしてもお使いいただけるデザインとなっています。
途中苦労する工程もありましたが、依頼いただいた10名分すべてを完成させることができました。
生徒が一から考え、大変努力をして製作しましたので喜んでいただけると幸いです。
2学年終日作業を行いました
5月26日~30日は2学年の終日作業週間でした。その中で、窯業科がどんな風に製品を作っているか、紹介したいという意見が出たため、今回は製作の流れを紹介いたします。記事も担当者を決め、2学年全員で作成しました。
①成形その1
成形の時は、竹べらと柄ごてを使い、粘土の内側外側を綺麗にして、粘土を整えて、製品の形にしていきます。製品が歪まないように確認しながら製品を作っています。歪むと規格が合わないので、ズレないように気をつけています。
②成形その2
厚みがあると製品が重たくなってしまうので、軽くするために削ります。成形と削り作業を繰り返し、少しずつ形にしていきます。規格通りになるように、こまめに先生に確認や報告をするようにしています。成形作業は慣れるまで、大変でした。
③高台彫り
高台彫りとは皿の底を削ることです。高台を削るのはかきべらを使いますが、刃の当てる角度がとても難しく、深さも見えないのでどのくらい削ったら良いのか分かりませんでしたが、何回も削っているうちに少しずつ上手になりました。
④やすり掛け
窯入れした製品がザラザラしていて怪我をするかもしれないので、やすりを使ってなめらかにします。底もガタガタしているので、平らにし丁寧に作業します。
⑤撥水剤塗り
撥水剤塗りとは、釉薬がついてほしくない部分に撥水剤を塗る作業です。製品の底に線を書き、はみ出さないように気をつけて塗ります。撥水剤を丁寧に塗ることを頑張っています。
⑥釉薬掛け
釉薬掛けをする前に、釉溶きをします。釉溶きとは、釉薬の濃度を合わせる作業です。釉溶きが終われば釉薬掛けに入ります。釉薬掛けとは、製品に色をつける作業です。釉薬は浸ける秒数があるので、しっかりと数を数えながら作業を行っています。
⑦釉剥がし
高台についた釉薬を剥がす作業です。釉薬が垂れた後、気泡は道具を使って取っていきます。釉薬が付いているので触ると指の跡が付いてしまうので、たくさん付かないように作業をしています。
⑧除草(終日作業で初めて行い、外で活動することの大変さを実感しました!)
実習室周りの除草を行いました。鎌や手袋で取った雑草をひたすらバケツに入れていきます。外に出ての作業なので暑く、同じことを繰り返す作業なので、忍耐力が鍛えられます。
見学旅行を終えて
5/20(火)から5/23(金)3泊4日の日程で東京方面へ見学旅行に行ってきました。
1日目は、飛行機での移動と上野にある国立科学博物館の見学、2日目は、秋葉原・浅草・上野方面、新宿・渋谷・原宿方面、東京駅・皇居方面へ4グループに分かれて自主研修を実施しました。日本の中心でもある東京の各方面の風土・歴史・文化について学習を深めることができました。
3日目の東京ディズニーランド見学では、3グループに分かれ、事前学習の中で興味・関心のあるエリアやアトラクションについて生徒間で話し合って決めた内容で見学・体験を行いました。
暑さや人の多さ、疲労から、生徒の体調を心配していましたが、終日、天気は曇りで過ごしやすく、また、生徒たちもお互いに言葉を掛け合いながら移動し、アトラクションの待ち時間、混雑する時間帯を避けた昼食、夕食、お土産の購入などで、元気に活動に取り組み、各グループ予定していた内容を終えることができました。
4日目は、羽田空港を見学し、12時35分の飛行機に搭乗しました。飛行機の準備の関係で離陸が大幅に遅れたものの、予定から20分遅れで帰校することができました。
帰路のバスの移動中、生徒たちの表情には、疲れも見られましたが、お互いに協力し合い、3泊4日の見学旅行を無事にやり遂げた達成感や自信が大いに感じられました。
今後、体育大会、現場実習と大きな行事が続きますが、今回得ることができた、達成感、自信をもって取り組んでいきましょう。
旅行費用、持ち物等の準備、帰省のお迎え等、長期にわたってご協力いただいた保護者の皆様、見学施設、宿泊施設等でご協力いただいた関係機関の皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。