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雨高養ブログ

窯業科 初!他学年合同大掃除を行いました

 1学期お世話になった実習室に感謝の気持ちを込め、大掃除を行いました。

 毎年やっていますが、今年は窯業科初となる、他学年合同の大掃除を開催。

 7月18日(金)は2・3年生合同、7月22日(火)は1・2年生合同で大掃除をしました。

   

 普段他学年と作業を一緒にやることがあまり無いので、大掃除を通して、先輩達の反応の速さ、作業の手早さ、声の大きさなど、良い面を互いに感じるよい機会となりました。

 

 この経験を、2学期の作業学習や現場実習などに生かしていきたいです!

臨時休校から夏季休業へ

連日、記録的な猛暑が続いておりますが、さらなる気温上昇が見込まれることから、本校でも生徒の皆さんの健康と安全を最優先に考え、7月24日(木)7月25日(金)を臨時休校とし、そのまま夏季休業に入りました。
急な決定でしたが、帰省に伴う連絡、送迎等、保護者の皆様の御協力に感謝いたします。

7月23日(水)は、予定を変更し、6校時に校長先生から、お話がありました。

内容は、生徒の皆さんのあいさつが、4月と比べ、明るく積極的になっていることと、暑い中でも言葉をかけると、学習に対する前向きな言葉が返ってくることを喜ばしく感じていること。

学校便りの中に記載されている内容として、①自分の良さに気付き、それを伸ばすことができていたか、②日頃の学習をとおしてできるようになったこと、気付いたことはどのようなことだったか、③学校生活、寄宿舎生活をとおして仲間の良さに気付き、仲間を大切にして、共に学びあう気持ちが高まったか、④毎日の学校生活を楽しみながら、もっと学びたい、チャレンジしたいという気持ちがもてたか、⑤自分が達成したいという目標をもつことができたか、について夏季休業中に御家庭の方、周りの方と話し合ってみてください、対話を通してさらに学び続ける気持ちが高まる動機になると思います、というお話がありました。

さて、例年よりも早く夏季休業が始まることになりましたが、体調管理には十分に気を付けてください。保護者の皆様におかれましても、お子様の健康状態に御留意いただき、御家庭での熱中症対策の御協力をお願いいたします。
何か御心配なことや御不明な点がございましたら、学校まで御連絡ください。

工業科3年 水場の補修をしました。

 6月23日(月)から27日(金)は3学年終日作業週間でした。

 工業科3年生は、生産技術科から依頼を受け、生産技術科の畑にある水場の補修を行いました。

     ①草地を計測し、掘ります。

     ②砕石を運び、入れます。

     ③押し固めます。

     ④敷き詰めました。

      ⑤同様に砂を敷き詰めます。

       ⑥砂を平らにします。

       ⑦水平器を使って角度を測ります。

     ⑧砂が動かないよう気を付けて平板を敷きます。 

     ⑨水平器で計りながら叩いて角度を決めます。

     ⑩完成!!

 

 画像ではわかりにくいのですが、水が外側へ流れるように緩やかな傾斜をつけています。

 北海道とは思えないほど暑い週でしたが、水分や塩分を取りながら完成させることができました。

 完成したときの達成感は何とも言い表せません。

 工業科は、通常、平板や民地を作ったり、革工で小物を作ったりしていますが、このような校内環境整備にも取り組んでいます。

 平板や民地のご購入もお待ちしています。

 

記念品(カッティングボード)完成

8月に行われる第66回北海道学校給食研究大会(江差大会)の令和7年度北海道学校給食功績者へ贈られる記念品(カッティングボード)10名分の製作依頼を北海道教育委員会と北海道学校給食会からいただきました。

木工科の3年生が担当することになり、4月頃から製作が始まりました。デザインやサイズ、使う材などを決めるところから始まり、集成や成形、研磨に塗装と功績者の方々に喜んでいただけるように製作を進めてきました。

 

今回はメープル材をメインとして、アクセントとしてウォールナット材、サクラ材で集成をしてラインを入れました。

カッティングボードとしてお使いいただけますし、パンを乗せたりなどプレートとしてもお使いいただけるデザインとなっています。

途中苦労する工程もありましたが、依頼いただいた10名分すべてを完成させることができました。

生徒が一から考え、大変努力をして製作しましたので喜んでいただけると幸いです。

2学年終日作業を行いました

5月26日~30日は2学年の終日作業週間でした。その中で、窯業科がどんな風に製品を作っているか、紹介したいという意見が出たため、今回は製作の流れを紹介いたします。記事も担当者を決め、2学年全員で作成しました。

 

①成形その1

成形の時は、竹べらと柄ごてを使い、粘土の内側外側を綺麗にして、粘土を整えて、製品の形にしていきます。製品が歪まないように確認しながら製品を作っています。歪むと規格が合わないので、ズレないように気をつけています。

②成形その2

厚みがあると製品が重たくなってしまうので、軽くするために削ります。成形と削り作業を繰り返し、少しずつ形にしていきます。規格通りになるように、こまめに先生に確認や報告をするようにしています。成形作業は慣れるまで、大変でした。

③高台彫り

高台彫りとは皿の底を削ることです。高台を削るのはかきべらを使いますが、刃の当てる角度がとても難しく、深さも見えないのでどのくらい削ったら良いのか分かりませんでしたが、何回も削っているうちに少しずつ上手になりました。

④やすり掛け

窯入れした製品がザラザラしていて怪我をするかもしれないので、やすりを使ってなめらかにします。底もガタガタしているので、平らにし丁寧に作業します。

⑤撥水剤塗り

撥水剤塗りとは、釉薬がついてほしくない部分に撥水剤を塗る作業です。製品の底に線を書き、はみ出さないように気をつけて塗ります。撥水剤を丁寧に塗ることを頑張っています。

⑥釉薬掛け

釉薬掛けをする前に、釉溶きをします。釉溶きとは、釉薬の濃度を合わせる作業です。釉溶きが終われば釉薬掛けに入ります。釉薬掛けとは、製品に色をつける作業です。釉薬は浸ける秒数があるので、しっかりと数を数えながら作業を行っています。

⑦釉剥がし

高台についた釉薬を剥がす作業です。釉薬が垂れた後、気泡は道具を使って取っていきます。釉薬が付いているので触ると指の跡が付いてしまうので、たくさん付かないように作業をしています。

                                  

⑧除草(終日作業で初めて行い、外で活動することの大変さを実感しました!)

実習室周りの除草を行いました。鎌や手袋で取った雑草をひたすらバケツに入れていきます。外に出ての作業なので暑く、同じことを繰り返す作業なので、忍耐力が鍛えられます。