雨高養ブログ
2学年終日作業を行いました
5月26日~30日は2学年の終日作業週間でした。その中で、窯業科がどんな風に製品を作っているか、紹介したいという意見が出たため、今回は製作の流れを紹介いたします。記事も担当者を決め、2学年全員で作成しました。
①成形その1
成形の時は、竹べらと柄ごてを使い、粘土の内側外側を綺麗にして、粘土を整えて、製品の形にしていきます。製品が歪まないように確認しながら製品を作っています。歪むと規格が合わないので、ズレないように気をつけています。
②成形その2
厚みがあると製品が重たくなってしまうので、軽くするために削ります。成形と削り作業を繰り返し、少しずつ形にしていきます。規格通りになるように、こまめに先生に確認や報告をするようにしています。成形作業は慣れるまで、大変でした。
③高台彫り
高台彫りとは皿の底を削ることです。高台を削るのはかきべらを使いますが、刃の当てる角度がとても難しく、深さも見えないのでどのくらい削ったら良いのか分かりませんでしたが、何回も削っているうちに少しずつ上手になりました。
④やすり掛け
窯入れした製品がザラザラしていて怪我をするかもしれないので、やすりを使ってなめらかにします。底もガタガタしているので、平らにし丁寧に作業します。
⑤撥水剤塗り
撥水剤塗りとは、釉薬がついてほしくない部分に撥水剤を塗る作業です。製品の底に線を書き、はみ出さないように気をつけて塗ります。撥水剤を丁寧に塗ることを頑張っています。
⑥釉薬掛け
釉薬掛けをする前に、釉溶きをします。釉溶きとは、釉薬の濃度を合わせる作業です。釉溶きが終われば釉薬掛けに入ります。釉薬掛けとは、製品に色をつける作業です。釉薬は浸ける秒数があるので、しっかりと数を数えながら作業を行っています。
⑦釉剥がし
高台についた釉薬を剥がす作業です。釉薬が垂れた後、気泡は道具を使って取っていきます。釉薬が付いているので触ると指の跡が付いてしまうので、たくさん付かないように作業をしています。
⑧除草(終日作業で初めて行い、外で活動することの大変さを実感しました!)
実習室周りの除草を行いました。鎌や手袋で取った雑草をひたすらバケツに入れていきます。外に出ての作業なので暑く、同じことを繰り返す作業なので、忍耐力が鍛えられます。
見学旅行を終えて
5/20(火)から5/23(金)3泊4日の日程で東京方面へ見学旅行に行ってきました。
1日目は、飛行機での移動と上野にある国立科学博物館の見学、2日目は、秋葉原・浅草・上野方面、新宿・渋谷・原宿方面、東京駅・皇居方面へ4グループに分かれて自主研修を実施しました。日本の中心でもある東京の各方面の風土・歴史・文化について学習を深めることができました。
3日目の東京ディズニーランド見学では、3グループに分かれ、事前学習の中で興味・関心のあるエリアやアトラクションについて生徒間で話し合って決めた内容で見学・体験を行いました。
暑さや人の多さ、疲労から、生徒の体調を心配していましたが、終日、天気は曇りで過ごしやすく、また、生徒たちもお互いに言葉を掛け合いながら移動し、アトラクションの待ち時間、混雑する時間帯を避けた昼食、夕食、お土産の購入などで、元気に活動に取り組み、各グループ予定していた内容を終えることができました。
4日目は、羽田空港を見学し、12時35分の飛行機に搭乗しました。飛行機の準備の関係で離陸が大幅に遅れたものの、予定から20分遅れで帰校することができました。
帰路のバスの移動中、生徒たちの表情には、疲れも見られましたが、お互いに協力し合い、3泊4日の見学旅行を無事にやり遂げた達成感や自信が大いに感じられました。
今後、体育大会、現場実習と大きな行事が続きますが、今回得ることができた、達成感、自信をもって取り組んでいきましょう。
旅行費用、持ち物等の準備、帰省のお迎え等、長期にわたってご協力いただいた保護者の皆様、見学施設、宿泊施設等でご協力いただいた関係機関の皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。
2学年宿泊研修
5月15日~16日、一泊二日の日程で2学年一同、札幌方面へ宿泊研修へ行ってきました。
〇1日目は天気にも恵まれ、北海道はまなす食品株式会社の見学、札幌市近郊のグループ別自主研修を無事終えることができました。
〇2日目は札幌芸術の森美術館の見学を行いました。展示作品を熱心に時間いっぱい見学していました。
事後学習では、グループごとに自主研修の成果や思い出をGoogleスライドにまとめる活動を行い、活動を締めくくりました。
※スライドを一部紹介します。
※「onちゃん」の掲載につきましては、北海道テレビ放送(HTB)様に確認を取り、ご承諾いただきました。ありがとうございます。
木工科入門 木べら&炒めべら製作
本校の木工科1学年の生徒が必ず作る物。それが木べらと炒めべらです。
使用する分だけ自分たちで木材を切り、機械を使って板状にしたら、「けがき」をして線を書きます。
糸鋸やスピンドルサンダー、ディスクサンダーを用いて成形したのち、研磨作業に入ります。
現在は研磨作業前の段階まで進んできており、慣れなかった作業も少しずつ慣れ、生徒の皆さんも成長を実感しています。
生徒の皆さんは安全第一に努めながら知識と技術を獲得し、望ましい態度や効率性など、働くために必要な力を磨いていきます。
製作した製品については学校祭販売会などで生徒の皆さんが説明をしながら販売します。
楽しみにしていただけると嬉しいです。
令和7年度 生徒総会が行われました
5月12日(月)に生徒総会が行われました。
当日は生徒会および各委員会の代表者が活動内容を発表してくれ、それぞれの学級から出た質問意見の交流を行いました。どのような活動を行うかなどを共有することで、1年間の生徒会および各委員会の活動を理解し、生徒のみなさんからの拍手をもって、承認をいただきました。
生徒総会を通じて、雨竜高等養護学校の生徒会の一員であること、学校はみんなで作り上げていく場所だということを感じてくれれば嬉しいです。
1年間、よろしくお願いします。