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雨高養ブログ

3学期始業式

昨日より、3学期が始まりました。

インフルエンザが未だ流行中であることから、生徒同士の間隔を広めにとって整列し、2学期終業式同様、校歌は「静聴」となりました。

校長先生からは、新年のあいさつと2学期を振り返って考えた3学期の目標を達成できること、1,2年生にとって3学期は学年のまとめの学期であること、3年生にとっては3年間の総まとめとともに、進路先へ向かっていく準備期間であること、インフルエンザが流行っているので、手洗い、咳エチケットなど感染予防に気をつけていきましょうというお話がありました。

 

その他、雨竜クラブの活動についてのお話と生徒会役員の就任式が行われました。

始業式後は、2計測(身長、体重の測定)と各学級のLHRでは、家族や親族と楽しく過ごした年末年始の話で盛り上がったようで、廊下にも楽しそうな声が響いていた3学期初日でした。それぞれの目標達成を目指して取り組んでいきましょう。

2学期終業式

 本日、2学期終業式を迎えました。
 8月26日から始まった2学期は、夏から、秋、冬と季節の変化とともに「現場実習」「学校祭」と大きな行事が続き、最も長い学期でもありました。
 「校歌斉唱」から始まる終業式ですが、インフルエンザの感染が急激に拡大していることから「校歌を聞きましょう」に変更になりました。
 校長先生からは、三つのことについてお話しがありました。
 一つ目は「挨拶」「感謝の気持ち」「思いやりの心」が普段から大切であり、現場実習等の特別なときだけ実践しようとしても難しいこと。普段から実践できるように、冬休み中に考えてきてくださいとのこと。
 二つ目は、生活のリズムを崩さず、健康な冬季休業を過ごすためにも、インフルエンザの他にコロナウィルス感染症も含め注意が必要であり、手洗い、うがい、マスクの着用をとおして自分で自分や家族の健康を守っていくこと。
 三つ目は、3学期、皆さんの笑顔と挨拶と、今回歌えなかった「校歌」を歌えることを楽しみにしています、という内容でした。
 3学期は、3学年は卒業へ、1、2学年は進級へと進んでいく大事な学期となります。
 心身共に自己管理、自己調整に気をつけ、大切な3学期を有意義に過ごせるよう、今から準備していきましょう。

木工科 作業の様子

11月14日に行われた学校祭での即売会が無事終わり、各学年新しい製品製作に入っています。

そこで、現在製作中の製品や作業の様子を一部ご紹介したいと思います。

最初に載せている画像は見本となりますので、製作中のものとは多少異なります。

 

 

まずは1年生の製品と作業の様子です。

カッティングボードを製作しており、左はカツラ材、右はセン材で製作しています。

サイズは30×16cm程度で使いやすく、物を切るだけでなく、料理を乗せて食卓に出したり、キャンプで使ってもおしゃれです。

食材が触れるものですので、塗料はお米を原料にした安全なものを使用しています。

また、穴が開いているのでつるしておくことができるので衛生的にお使いいただけます。

 

 

続いては2年生ですが、ゴミ箱とプレート皿を製作しています。

プレート皿はサクラ材で製作しています。

口や食材が触れる製品ですので、通常の研磨とは多少違い、水をつけて毛羽立たせてから研磨します。

そうすることで通常行っている研磨よりも手触りが良くなります。

塗料は1年生のカッティングボードと同じく、お米が原料のものを使用しています。

 

ゴミ箱は袋を内側に収めることができるので、生活感を隠せるデザインとなっています。

また、セン材とサクラ材の2種類で製作しているのでお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

組み立てが必要な箱物となりますので、加工はズレが許されず、研磨や塗装も注意点が多くなります。

難しい工程が続きますが完成を目指して取り組んでいきます。

随時、途中経過をお知らせいたしますのでご覧いただけると幸いです。

 

 

最後は3年生です。

3年生は卒業製作を行っており、「卒業後に使う」「今まで学んだ技術で作れるもの」をテーマに各自で何を製作するのか考え、先生と相談して製作を進めています。

ヘッドフォンスタンドやスマホスタンド、デスクオーガナイザーなど卒業後の自分の姿を想像しながら製作に励んでいます。

3年間の集大成ともいえる作品ですので、納得がいくまでぜひ頑張って欲しいと思います。

完成次第、またお知らせしたいと思いますので楽しみにお待ちください。

 

学校祭に向けて~農業科学科売店準備の様子~

 学校祭まで、残り数日と迫ってきました。

 各学年の学年発表の練習が進む中、各学科でも、学科売店に向けての掲示物作りや製品準備が佳境に入っています。

 農業科では、お客様により新鮮な野菜を届けるために、北風が吹き雪がちらつく中でも、仲間同士で協力しながら野菜の収穫と手入れに取り組んでいます。

 

 

 今年は、特に「かぼちゃ、さつまいも、長ねぎ、小豆」がとても良い出来となっています。また、新作の「玉ねぎ」も販売します。

 鮮度を保つために、「にんじん」と「さつまいも」は、土付きのまま販売いたします。

 「ミニシクラメン」と「ポインセチア」は、1年間かけて大切に育ててきました。

 製品数には限りがありますので、売り切れの場合は、ご了承ください。

 たくさんの御来校、お待ちしています!

 

雨竜町社会福祉大会で表彰されました

 令和6年10月30日、雨竜町社会福祉協議会から、町内清掃や花壇整備、除雪ボランティアなど、これまでの地域貢献の取り組みが認められ、表彰されました。

 感謝状は、校長室前に掲示しています。

学科販売に向けて

学校祭での学科販売まで残り1週間となり、今回販売する製作もついに完成となりました。

そこで、木工科の販売製品、製作風景をあわせてご紹介したいと思います。

まずは、1年生の制作製品と作業風景です。炒めべら、木べら、ミニクリスマスツリー、カッティングボードを製作しています。

炒めべら、木べら、ミニクリスマスツリーは代々1年生が製作しており、例年通りの製作となっております。

カッティングボードは生徒が形や大きさについて案を出し合って製作したもので、今年度の1年生オリジナルの製品となっております。

使用している材はカバ材で傷つきにくく、大きさも26cm×20cmで使い勝手の良い大きさとなっております。

 

 

続いては2年生の制作製品と作業風景です。ペン立て、ティッシュボックスを製作しています。

ペン立て、ティッシュボックスともに今までにない新しい形で制作したものです。

ペン立てはサクラ材・ウォールナット材での2種類でご用意しているので、お部屋の雰囲気にあわせて購入いただけます。

ティッシュボックスは単色のものがカバ材、ナラ材、3色に分かれているものはウォールナット材、カバ材、サクラ材を使用しています。

ティッシュボックスはふたが落とし蓋タイプになっておりますので、ソフトパックタイプのティッシュでも使いやすい形状となっております。

 

 

最後は3年生の制作製品と作業風景です。ポケットティッシュケース、レターラック、スツール、卓上時計を製作しています。

ポケットティッシュケースは単色がサクラ材、3色がサクラ材、セン材、ウォールナット材を使用しています。

レターラックミニはファイルなどを立てて整理するのに非常に便利です。サイズもコンパクトで机上に置いても邪魔になりません。

レターラック(1000円)は2段、3段と重ねて使えるように加工されているので、A4サイズの書類や封筒の分別にとても役立ちます。

スツールはサイズが幅45cm×奥行30cm×高さ45cmとなっていますので、座ったり、物を置く棚として使うなど、使い方は自由自在です。

卓上時計はサイズが15cm×15cmなので机の上や棚、ベッド横など様々な場所に置くことができます。写真には載っていませんが樹種も豊富に用意しています。

 

 

どの製品も時間をかけて丁寧な研磨を行い、非常に手触りの良い仕上がりとなっています。角もきれいに面取りをしていますので触ったときに痛くなく、物がぶつかったりしても欠けにくくなっています。

学科販売会は11月14日(木)13:00~14:30となっており、今回紹介した製品以外にも様々な製品をご用意しておりますので、たくさんのご来校をお待ちしております。また、製品の数には限りがございますので、売り切れの場合はご容赦ください。

学校祭舞台発表に向けて

 

2学年です!

 

来週に迫った学校祭に向けて、生徒達は一生懸命に準備を進めています。

 

今年は練習期間が短くなり、少し大変ではありますが、来校していただく方々に楽しんでもらえるようにステージ演出を考えています。

 

放課後のリーダー会議で、各グループのリーダーから発表の見所を聞いてきました。

 

 

・器楽グループ

 全体合唱と器楽の合奏が見所です!(リーダー S・Rさん)

 

・ダンスグループ

 迫力満点のダンスを2曲、練習しています!(リーダー S・Yさん)

 

・アートグループ

 今までの努力を色々な方法で表現します!(リーダー T・Mさん)

 

・詩グループ

 グループ発表の最後に出てくる「巻物」が見所です!(リーダー I・Sさん)

 

↓本日の練習の様子↓

 

今年度の2学年のテーマは「切磋琢磨」。

仲間と協力しながら頑張ります。

 

たくさんの御来校をお待ちしています!

 

ウッドスタート事業 積み木贈呈式

10月15日(火)、木工科2年生が雨竜町内の公民館で積み木の贈呈式を行いました。1年生のときから製作を続けてきており、

製作期間半年以上という長い期間をかけた大切な積み木をお渡しできる日ということで、生徒もとても楽しみにしていました。

2013年から行われているウッドスタート事業ですが、今回の贈呈で通算133名に積み木をお渡ししたことになります。

                         

 また、贈呈式では積み木をお渡しして終わりではなく、実際にお渡しした積み木で一緒に遊んで交流も行ってきました。

                      

生徒たちは、「一緒に遊べて楽しかった。」「渡したときに喜んでもらえて嬉しかった。」「頑張って作った甲斐があった。」

とそれぞれの感想を述べていました。

自分たちが苦労して製作したものを直接お渡しして、反応を直に感じることでやりがいを感じることができたようです。

職場施設見学

 10月17日木曜日、2学年の生徒は、岩見沢市にあるスターゼンミートプロセッサー株式会社(食肉加工会社)と社会福祉法人クピド・フェア(就労継続支援A型・B型、グループホーム)へ見学に行きました。生徒にとって、見学の一番の目的は、それぞれの施設で働く方々の様子を見て、働くにはどのような力が必要かを考えて、自分に向いているかどうかを考えることです。

 スターゼンミートプロセッサー株式会社で、食肉加工工場で、大量に運ばれてくる牛肉や豚肉を処理する様子を見学した生徒からは、「忍耐力や集中力が必要」「長時間働く体力や包丁を使う技術力が必要」と感じたことを文章にまとめていました。また、自分に向いているかどうかについては「忍耐力をつけた上でやってみたいと思う」「肉の生々しいのが苦手なので向いていない」という感想がありました。

 社会福祉法人クピド・フェアでは、ベアリングの組み立て、電気部品の製造、ペットフードの梱包、黒板消しの組み立て、喫茶店での接客、パン製造、パソコンを使った仕事などを見学しました。ベアリングの組み立てを見学した生徒からは、ミリ単位の小さなボールを部品にはめこまなければならないので、「集中力や正確にこなす力が必要」「器用さや丁寧さが必要」と感じたことを文章にまとめていました。自分が向いているかどうかについては、「細かい作業は得意ではないので無理」「自分にはできそうだと思いました」という感想がありました。また、素敵な喫茶店の様子を見て「接客の仕事に挑戦したい」と感じた生徒もいました。

 今回の職場施設見学では、様々な業種を見られて、自分に向いているかどうかを考える良い機会となりました。今後の進路選択への参考になったと思います。

稲刈り・はさがけ作業

 9月24日、2年農業科は、雨竜町の農家の方の御協力をいただき、稲刈り・稲架掛け(はさがけ)作業を行いました。

 5月の田植えから4ヶ月が経過し、15㎝ほどの小さかった稲が、黄金色に輝いて穂が垂れていました。

 生徒達は、「こんなに大きくなるんですね。米が沢山なっています!」と感嘆の声をあげていました。

 

 鎌を使って刈り取り、8束をまとめて紐で縛っていきます。日常の学習の成果を生かしながら、少しずつ要領をつかんで、安全に作業を進めることができました。

  

 刈り取った稲は、トラックやアルミ2輪車に載せて運搬し、ビニールハウスの鉄骨に1束ずつかけて、稲架掛けをしていきました。

 仲間同士、言葉を掛け合いながら、協力して取り組むことができました。

 生徒達は、「大変だったけれど、楽しかったです。」「貴重な経験をさせていただけて嬉しいです。」と感想を述べていました。

10月末には、新米を給食でいただき、稲わらで縄を製作していきます。