雨高養ブログ
学科販売に向けて
学校祭での学科販売まで残り1週間となり、今回販売する製作もついに完成となりました。
そこで、木工科の販売製品、製作風景をあわせてご紹介したいと思います。
まずは、1年生の制作製品と作業風景です。炒めべら、木べら、ミニクリスマスツリー、カッティングボードを製作しています。
炒めべら、木べら、ミニクリスマスツリーは代々1年生が製作しており、例年通りの製作となっております。
カッティングボードは生徒が形や大きさについて案を出し合って製作したもので、今年度の1年生オリジナルの製品となっております。
使用している材はカバ材で傷つきにくく、大きさも26cm×20cmで使い勝手の良い大きさとなっております。
続いては2年生の制作製品と作業風景です。ペン立て、ティッシュボックスを製作しています。
ペン立て、ティッシュボックスともに今までにない新しい形で制作したものです。
ペン立てはサクラ材・ウォールナット材での2種類でご用意しているので、お部屋の雰囲気にあわせて購入いただけます。
ティッシュボックスは単色のものがカバ材、ナラ材、3色に分かれているものはウォールナット材、カバ材、サクラ材を使用しています。
ティッシュボックスはふたが落とし蓋タイプになっておりますので、ソフトパックタイプのティッシュでも使いやすい形状となっております。
最後は3年生の制作製品と作業風景です。ポケットティッシュケース、レターラック、スツール、卓上時計を製作しています。
ポケットティッシュケースは単色がサクラ材、3色がサクラ材、セン材、ウォールナット材を使用しています。
レターラックミニはファイルなどを立てて整理するのに非常に便利です。サイズもコンパクトで机上に置いても邪魔になりません。
レターラック(1000円)は2段、3段と重ねて使えるように加工されているので、A4サイズの書類や封筒の分別にとても役立ちます。
スツールはサイズが幅45cm×奥行30cm×高さ45cmとなっていますので、座ったり、物を置く棚として使うなど、使い方は自由自在です。
卓上時計はサイズが15cm×15cmなので机の上や棚、ベッド横など様々な場所に置くことができます。写真には載っていませんが樹種も豊富に用意しています。
どの製品も時間をかけて丁寧な研磨を行い、非常に手触りの良い仕上がりとなっています。角もきれいに面取りをしていますので触ったときに痛くなく、物がぶつかったりしても欠けにくくなっています。
学科販売会は11月14日(木)13:00~14:30となっており、今回紹介した製品以外にも様々な製品をご用意しておりますので、たくさんのご来校をお待ちしております。また、製品の数には限りがございますので、売り切れの場合はご容赦ください。
学校祭舞台発表に向けて
2学年です!
来週に迫った学校祭に向けて、生徒達は一生懸命に準備を進めています。
今年は練習期間が短くなり、少し大変ではありますが、来校していただく方々に楽しんでもらえるようにステージ演出を考えています。
放課後のリーダー会議で、各グループのリーダーから発表の見所を聞いてきました。
・器楽グループ
全体合唱と器楽の合奏が見所です!(リーダー S・Rさん)
・ダンスグループ
迫力満点のダンスを2曲、練習しています!(リーダー S・Yさん)
・アートグループ
今までの努力を色々な方法で表現します!(リーダー T・Mさん)
・詩グループ
グループ発表の最後に出てくる「巻物」が見所です!(リーダー I・Sさん)
↓本日の練習の様子↓
今年度の2学年のテーマは「切磋琢磨」。
仲間と協力しながら頑張ります。
たくさんの御来校をお待ちしています!
ウッドスタート事業 積み木贈呈式
10月15日(火)、木工科2年生が雨竜町内の公民館で積み木の贈呈式を行いました。1年生のときから製作を続けてきており、
製作期間半年以上という長い期間をかけた大切な積み木をお渡しできる日ということで、生徒もとても楽しみにしていました。
2013年から行われているウッドスタート事業ですが、今回の贈呈で通算133名に積み木をお渡ししたことになります。
また、贈呈式では積み木をお渡しして終わりではなく、実際にお渡しした積み木で一緒に遊んで交流も行ってきました。
生徒たちは、「一緒に遊べて楽しかった。」「渡したときに喜んでもらえて嬉しかった。」「頑張って作った甲斐があった。」
とそれぞれの感想を述べていました。
自分たちが苦労して製作したものを直接お渡しして、反応を直に感じることでやりがいを感じることができたようです。
職場施設見学
10月17日木曜日、2学年の生徒は、岩見沢市にあるスターゼンミートプロセッサー株式会社(食肉加工会社)と社会福祉法人クピド・フェア(就労継続支援A型・B型、グループホーム)へ見学に行きました。生徒にとって、見学の一番の目的は、それぞれの施設で働く方々の様子を見て、働くにはどのような力が必要かを考えて、自分に向いているかどうかを考えることです。
スターゼンミートプロセッサー株式会社で、食肉加工工場で、大量に運ばれてくる牛肉や豚肉を処理する様子を見学した生徒からは、「忍耐力や集中力が必要」「長時間働く体力や包丁を使う技術力が必要」と感じたことを文章にまとめていました。また、自分に向いているかどうかについては「忍耐力をつけた上でやってみたいと思う」「肉の生々しいのが苦手なので向いていない」という感想がありました。
社会福祉法人クピド・フェアでは、ベアリングの組み立て、電気部品の製造、ペットフードの梱包、黒板消しの組み立て、喫茶店での接客、パン製造、パソコンを使った仕事などを見学しました。ベアリングの組み立てを見学した生徒からは、ミリ単位の小さなボールを部品にはめこまなければならないので、「集中力や正確にこなす力が必要」「器用さや丁寧さが必要」と感じたことを文章にまとめていました。自分が向いているかどうかについては、「細かい作業は得意ではないので無理」「自分にはできそうだと思いました」という感想がありました。また、素敵な喫茶店の様子を見て「接客の仕事に挑戦したい」と感じた生徒もいました。
今回の職場施設見学では、様々な業種を見られて、自分に向いているかどうかを考える良い機会となりました。今後の進路選択への参考になったと思います。
稲刈り・はさがけ作業
9月24日、2年農業科は、雨竜町の農家の方の御協力をいただき、稲刈り・稲架掛け(はさがけ)作業を行いました。
5月の田植えから4ヶ月が経過し、15㎝ほどの小さかった稲が、黄金色に輝いて穂が垂れていました。
生徒達は、「こんなに大きくなるんですね。米が沢山なっています!」と感嘆の声をあげていました。
鎌を使って刈り取り、8束をまとめて紐で縛っていきます。日常の学習の成果を生かしながら、少しずつ要領をつかんで、安全に作業を進めることができました。
刈り取った稲は、トラックやアルミ2輪車に載せて運搬し、ビニールハウスの鉄骨に1束ずつかけて、稲架掛けをしていきました。
仲間同士、言葉を掛け合いながら、協力して取り組むことができました。
生徒達は、「大変だったけれど、楽しかったです。」「貴重な経験をさせていただけて嬉しいです。」と感想を述べていました。
10月末には、新米を給食でいただき、稲わらで縄を製作していきます。